2018.09.05 今日の一戦
えり好みせずに初めにプレイしたゲームについて書こうと思ったら,なかなかの荒場にあたってしまいました.
属州‐屋敷場 占い師,賢者,詐欺師,浮浪児,共謀者,鍛冶屋,護符,地下室,辺境伯,王子
プレイする際にまず確認しないといけないこととして,アクションは増えるか?手札は増えるか(ドローできるか)?購入は増えるか?圧縮はあるか?早いステロはあるか?強い妨害はあるか?の6点があると考えています.
特に2人戦の場合試合を終わらせるのが自分か相手しかいないため,コンボを組むのが間に合う場合が多いです.(有名プレイヤーの動画の受け売りですが…)
この場では,アクション:王子(+キャントリップ),ドロー:鍛冶屋,辺境伯,購入:辺境伯,圧縮:傭兵(浮浪児)がそろっていたためコンボを組みに行くのが正解と判断し,圧縮である傭兵が獲得できる可能性の最も高い浮浪児‐浮浪児スタートで入りました.一方お相手は詐欺師‐浮浪児でした.また,この段階で確認すべき事項である,早いステロと強い妨害の確認ができていませんでした.(反省点)
試合は序盤は相手の詐欺師が浮浪児にあたりなかなか傭兵を作れず浮浪児を買い足し,ようやくできた傭兵も詐欺師にあたって呪いになるというさんざんな引きを見せ非常に劣勢となりました.中盤で冷静な判断ができなくなり博打で買った王子がデッキに一枚しかない詐欺師と運よく一緒に来てくれたので何とか巻き返せましたが,最後はこちらの属州が王子に変えられて1点差で負けるという,詐欺師に笑い詐欺師に泣く運ゲーになってしまいました.
最終点数(ターン) 18-17(19-18)
最終デッキ 自分:呪い2枚、銅貨4枚、銀貨3枚、金貨3枚、屋敷1枚、属州3枚、詐欺師1枚、辺境伯1枚、傭兵2枚、賢者1枚、地下室1枚、王子2枚
相手:呪い1枚、銅貨1枚、銀貨3枚、金貨4枚、屋敷1枚、属州3枚、詐欺師2枚、傭兵1枚、地下室2枚、王子2枚
このゲームから得た教訓としては,「詐欺師は強い」ということになるかと思います.
そもそも自分は浮浪児‐浮浪児スタートが傭兵を入れるための最適解と思っていましたが,そこから間違っているかもしれません.
浮浪児‐浮浪児スタートでデッキ2週目に傭兵を獲得できる確率は,
10C4/12C6+(10C5/12C5)×(5C4/7C6)≒0.4545
浮浪児-ターミナル(詐欺師)スタートの場合は,
10C3/12C5+10C4/12C5×(1/7)+(10C5/12C5)×(5C3/7C5+5C4/7C5×(1/2))≒0.3788
(計算方法スマートじゃないなと思いつつ自分で計算してたら,ウィキにすでに計算結果が載ってました.
https://wikiwiki.jp/dominiondeck/%E6%B5%AE%E6%B5%AA%E5%85%90#notefoot_1)
やはり,そろう確率事態は浮浪児-浮浪児の方が7.6%程高いはずです.
しかし,これは相手の妨害を考慮に入れておらず,浮浪児のアタック効果自体はあまり強くはないので,詐欺師・占い師・海の妖婆などの強力なアタックであれば,浮浪児-ターミナルアタックでのスタートの方が強いのかもしれません.
特に今日の場は属州を王子に変えられるという,詐欺師がとんでもなく強い場だったので,浮浪児詐欺師スタートが正解だったのかもしれません.
アドバイス・ご意見ございましたら,ぜひコメントください.
それでは.